ディジョン・ボーヌへ

2010年10月6日(水)

 11時51分。定刻どうりディジョンへ到着。駅の看板にB&Bの看板を発見。38ユーロ??とりあえず住所と電話番号をメモしてインフォメーションを探す。地球の歩き方では駅から少し離れてるらしい。ロワールとは打って変わってこちらは暑い!!。半そででもいいくらいだ。いい天気だ。人にインフォメーションを尋ねたら、かわいらしい建物をさした。入っていくと、やった誰もいない。B&Bの場所を尋ねると地図を出して教えてくれた。めずらしく愛想のない感じだった。予約してないけど、予約してくれといったら、断られ、そこがいっぱいだった時のために他のホテルも探しておこうと思ってホテルリストをくれと言ったらないと言われた。何で?インフォメーションでホテルリスト置いてないの?どんなに小さな町のインフォメーションでもホテルリストくらいあるでしょ。駅の方をさして駅の中に行けと言ってる。駅にホテルリストがあるのか?戻るのも面倒なのでとりあえずB&Bを目指す。
 あった。かわいらしいホテルだ。ここにしよう。−コンプレだった。
ibsホテルがすぐ近くにあったので聞いてみたら、そこもコンプレ。安宿でキッチンつきのシティ・ロフトそこは若い子でごった返していた。フロントも2時からでしか空かないらしい。みんな待ってるんだ。すると目に入ったのが、男の子がパソコンをしていて、どうやらネットにつなげてるみたいだ。一生懸命パスワードを聞いたのだが、うまく伝わらない。待ってる間にトイレ行ったりご飯買いに行ったり。近くですごく美味しそうなサンドウィッチのマーケットがあった。サンドウィッチのディジョンとブラッドオレンジジュース・マーケットから好きなフルーツ1個つけて4ユーロ90セント。安かった。日中になると人がわんさか増えていて歩きにくい。車も多いいし。すごい大都会だ。ホテルに戻って部屋は空いてるか?と言ったらないと言われた。ええー。がっかり。とりあえずお腹空いたのでさっき買ったサンドウィッチを食べだした。そしたらさっきの男の子が来てインターネットのパスワードを教えてくれた。繋がった。やった!これで宿探そう。どうせここの従業員は部外者がいても気にしなさそうだし。・・ん?まてよ、ここへ荷物置きっぱでも大丈夫そう。このまま観光しようかな?身軽だったらホテルも探せるし。そこのフロアの隅にスーツケースを隠すように置いて出かけた。やっぱ身軽は良い。しかし、何件かホテルを回って全て断られた。えー一人だからかな?こんなことプロヴァンの祭り以来だわ。ここは沢山ホテルありそうなのに。そんなに観光客多いいの?しかし、町は色々なおみやげ物やが出ていて楽しい♪もちろんマスタードも沢山売ってある。日本で同じみな物からピンクや緑に染まったものまで。何だろうこの色のは・・。数日後その謎はボーヌのあるホテルで解けるのであった。  

    

  

 途中郵便局で日本円をユーロに。何だか少なくなった気がする。でもこれで少し現金が増えた。後はカードで何とか。
しかも、こんなに沢山のホテルあるんだったら一つくらい空いててもよさそうなんだが。さっきのインフォメーションに行った。「ボンジュール」と挨拶をして入っていくと一応「ボンジュール」と返してくれたが、何だか迷惑そうな顔だ。もう一回リストをくれと言ったら、ない、駅のインフォメーションに行けといわれた。??ここインフォメーションじゃないの?と聞くとここは違う、インフォメーションは駅の中だと。・・・なるほど。そりゃホテルリストも置いてなきゃ嫌な顔もするわ。これでようやく理解した。
 
 駅の中でそれらしいものを見つけて中へ。ここはインフォメーション?違う。インフォメーションは外だ。と言われ外へ。そしたらようやく発見。ホテルリストをもらう。見ると安いホテルも載っている。予約してもらおうと思って行ったら拒否された。どうもこのディジョンでは今日は何かのセミナーがあるらしくディジョン中の宿は全部満室らしい。そういうことかー。それに気がついたときはもう夕方の6時を過ぎていた。あー1日無駄にしてしまった・・。でも、まあ、こんな事もあるさ。特に予定決めてないから、何日かこの辺滞在してもいいかな。ディジョンはお土産屋回るだけでも一日かかりそう。さっきのホテルへ荷物取りに行くと角においといたのがなくなってる。親切にもフロントの中へ保管されていた。フロントの女の子が置きっぱなしになっていたからここへ入れておいたと言った。無断で置きっぱなしにしていた事は怒られなかったし、荷物の持ち主が現れてほっとしていたようだ。お礼を言い、それを持ってホテルを後にした。とりあえずボーヌに行く事へ。

 駅に行ったら丁度良い電車が。飛び乗って30分後にはボーヌへ。ボーヌ駅は壁に何か絵を描いていてかわいい。

 

 地球の歩き方に駅の目の前に安いホテルがあると書いてあった。駅を降りるとあった。   
 目の前に。「オテル・ド・フランス」ベタな名前だ。入って行ったら若い男のスタッフだった。お母さんらしき人もぃる。家族経営かな?今日空いてるか聞いたら65ユーロの部屋なら空いてるらしい。高かったが、この荷物を持ってもう歩き回る気力もないし、これ以上安い宿も見つかる保障もないのでこの辺で手を打った。朝食8ユーロもつけて。明日ニュイサンジョルジュへ行って、また戻ってボーヌ観光をしたいので間空けて8日も予約した。そのまま荷物を預かってくれるみたいだ。部屋を見せてもらって、すごい。ツインにエキストラベッドが入ってあった。3人で泊まれるみたいだ。    
    
  
 
     バスルームも綺麗で大きい。シャワーも外国らしく備え付けではなく、手で持って自由に動かせる。湯船もある。ドライヤーも。バスタオルも。一人じゃもったいない。一番安い部屋は38ユーロだが、ないらしい。とにかくここで落ち着いた。ここは良いホテルだ。気遣いがちゃんと出来ている。何よりここのお兄さんが今まであった中で一番私の英語を理解してくれる。部屋にはいってホット一息。お腹も空いたので外へ食べに出る事にした。このホテルもレストランがついてるのだが、人もあまり入ってなかったのでとりあえず外へ。なんか、ディジョンはえらい違いですごく閑散としている。ゴーストタウンのような。でも町並みが実に良い!!フランス映画に出てきそうだ。古い建物とかもいい味を出してる。10分ほど歩くとレストランとかにぎやかな町になった。ダウンタウンは駅から離れてるんだ。ここが中心?どこにしようか、夜の街をさまよっていたら日本人カップルがいた。やっぱりボーヌは日本人に有名だから日本人は必ずいるよな。

 レストラン、どこに入ろうかウロウロして、よさげな雰囲気のお店があったが、何だか日本人のおじさんの団体がいるように見えたのでやめにした。隣の小さく赤い色のレストランに入った。
さっきまで奥に一組のお客しかいなかったのに、二組カップルと家族3人が座っていた。「ボンソワール」と挨拶して入るとカップルは日本人だった。ここもか!!フランス人は知らない人通しでも挨拶するが、日本人はなぜ外国であってもちら見をして、気にはするが、知らん振りなんだろう?どこに座ろうか迷ってると家族連れのお母さんがここへどうぞと、誘導してくれた。お店の人?一人だから忙しそうで全然オーダー取りに来てくれない。そしたら見るに見かねたのか、隣のお母さんがオーダーを取りに来てくれた。忙しんだから自分ら食べずに手伝ったりよ。ムニューをオーダーした。15ユーロでエスカルゴと牛肉の煮込みブル儀に恩風だと思う。それとクレームドカシス。エスカルゴは美味しかった。  

              

牛肉はいまいち。ライスがかたし、冷めてるし。これは残り飯だろ!!クレームドカシスは生クリームべったりでシャーベットだけで良い感じ。ううーん50点かな。

 店を後にしてホテルに帰る。昼間はあんなに暑かったのに夜は冷える。でもありがたいことに暖房が効きく。風呂に入って就寝。今日は良く眠れそうだ。