ボーヌ(オテル・デュー)そしてヌイサンジョルジュへ

2010年10月7日(木)
 
 朝、ボーヌインフォメーションに行こうと思い町に出たら微かにワインの香りがする。気のせいかな・・ワイン、ワインと思ってるからそんな匂いがするのか?と思ってたら急にワインの香りが強くなった。気のせいじゃなかった。ワインの葡萄を圧搾して潰したカスが荷車いっぱいに入れて置いてあった。ワーッすごい!!ここはワイン工場なのだろう。さすがワインの町だけあってこういう光景も見えるんだ。なんか香りが良い町だ。

   

 インフォメーションに行ったら先客で日本人女性の二人組みがいた。インフォメーションへ入っていくと、ちら見されたけど無視してたので声をかけてみた。私「ボーヌ観光ですか?」女性「そうです、観光ですか?」にこっ。私「はい、今日ニュイサンジョルジュに行くのでそのバスの時刻表をもらいに。」彼女達はツアーを申し込んだらしい。私は見たいところのパス券とワイン畑を走る列車のセットのチケットを購入した。ニュイサンジョルジュはシャンブルドットを予約していたからそこに行こうと思ってだ。日本人の奥さんがいるから日本語で相談してみようかな、と思ったのだがあまりメールや電話のやり取りで日本語がかみ合ってなかったので日本語もしかしたら通じないかも・・と少々不安。外国に長く住んでると母国語忘れると言うし・・。その人はディジョンから電車でと強く押していたが、ブドウ畑の中を走って行くバスに乗りたかったのでインフォメーションに聞いてみた。結構思ったより本数がある。バスの時間までボーヌ観光をすることにした。

 まず最初にオテル・デューへ。昔の病院だ。

  

  
   
中は昔の病室や厨房・調剤室などが再現されてあって美術品もすばらしい。美術品がそんなに分からなくても1時間は見て回るのにかかる。日本人観光客も多いいのだろう。日本語の解説もくれる。色々な所からの観光客が大勢来ていた。思うように写真が取れない・・。合間を縫ってパシャリ。あまり美術品はフラッシュで写真を撮ったら傷むと聞いたことがあるが、みんなフラッシュたいたりしている。フラッシュをたくとせっかくの美術品が光ってうまく撮れないのでは?と思ったが・・。良いカメラでよかった^^;。最後はお土産やがあった。また今度買いに来よう。

 次はオテル・デューの前から12時ちょうどの列車に乗ってボーヌの町一周。日本人だと言ったら日本語の音声ガイドを流してくれる。ブドウ畑を通って・・と思ったのだが、ちゃんと道路だった。もっとあぜ道の中を通るのかと思ったら違った。葡萄畑は少し通っただけだった。もう収穫されている場所もあった。。所要時間は45分ほど。 

 

色々なボーヌの見所や市役所などを回ってまたオテル・デューへ
 降りるとちょうど良いバスの時間になっていたのでバス停へ。中と半端になってしまったのでなんかニュイサンジョルジュ行きキャンセルすればよかったかな。でもとりあえずニュイサンジョルジュへ。

 バスが走り出してほどなくして葡萄畑が。   
こちらも道路を走った。そりゃあぜ道は通らないだろう・・。でも右を見ても左を見てもブドウ畑が。すごく感動する風景。すぐ真近に見えてくる。1.50ユーロとかなり安い。15分か20分位で着くのだからこっちの行き方を教えてくれればよいのに。そしてニュイサンジョルジュの駅へ。時間が早かったので駅の裏にあるカシシウムを見学する事に。

 カシスの工場だ。
日本語のトランシーバーを渡された。ここも日本人よく来るんだ。一通り見て回って、フロントのお姉さんがコンピューターをごそごそいじっていて、英語は大丈夫かと聞いてくる。あまり・・と言うとなにやらごそごそ・・。そしたら日本語のDVDが流れた。おーこれをいじってくれたのか。日本語だったので解説も良く分かる。

  

  

  

 見終わったからヘッドフォンを返すとちょっと待っててくれと。その間にちょっと美味しそうだったカシスのゼリーを一つ買った。

 今度はお兄さんが来て館内にいるお客さんを集めてカシスの工場見学をしてくれた。

  

私にトランシーバーを持たせて最初はフランス語で説明、最後は私に向かって大丈夫かと聞いてくる。何とも心遣いがいい。カシスの工場を見学し終わったら今度はカシスの試飲。すごく美味しかった。
カシスは瓶を逆さまにひっくり返して色が瓶に濃く残るのが上質らしいのだ。
カシスのリキュールはすごく濃厚で美味しい。だがストレートはきついのでみんな薄めてもらっていたので少し薄めてもらった。カシス以外にも、りんごのリキュールなど数種類味見をさしてもらった。最後にお土産売り場。   
みんな沢山購入している。私は小瓶でカシスとチェリーのリキュールがあったのでそれを購入。全て終わってから本日の宿へ電話したて迎えに来てもらう事に。10分ほどで迎えが来た。

 田舎道を通ってシャンブルドットへ到着。