アルルのユースホステル

2010年10月11日(月)
 
  朝早く起きて出かける準備。全て準備して朝食を食べに降りた。急いで食べなくとも時間はまだある。本当に駅の近くで大助かりだ。

  

  

朝食を食べ終わってチェックアウト。チェックアウトする時にフロントのお兄さんに日本から持ってきたパスタをあげた。これをシェフに渡して美味しい料理を作ってくれと。荷物になるから置いていきたかったのだが。この土地ともお別れだ。いよいよこの旅の目的の最大の目的のカマルグへ向かう。
 
 12時過ぎにアヴィニョンへ到着。アヴィニョンはTGVの駅とアヴィニョン・サントル駅の2つある。後者がアヴィニョンの中心になる所だ。駅員さんにアルルに行くには?と聞いたらあまり気のない返事。インフォメーションがあるからそこの人に観光案内のことを聞こうと思ったらやる気なさそ〜。とりあえずアヴィニョンの市街地へ出る事に。アヴィニョンTGVがある場所は周りが緑に囲まれてまるで空港のようだ。駅の前からアヴィニョン・サントル駅にはバスが出ている。15分くらいだ。

 私の前に座った少し怪しい女の人が声をかけてきた。どこに行くのかと聞いている様子。ここに行きたいと言ったらなにやらぶつぶつ言ってる。暫くすると大きな城壁が現れた。

   

そしてポストで降りろと。ずっと真っ直ぐ行くと着くからと言われた。荷物があるのであまり歩きたくなかったが、せっかくだからここで観光を済ませてそれからアルルに行こうと思った。しかし一向に着かない。行く先々で人に聞いて指す方向を歩いていっているが、かれこれ一時間以上も歩いている。

そしたらやっと法王庁宮殿の前に到着。

 

 
  
 行ってみると長だの列。無料の船が出てるらしいからもっと見晴らしの良い所に行って船にも乗りたい〜と思ったが、荷物あるしもう力尽きて明日観光する事に。
近くのホテルあればとろうと思ったが安いホテルはコンプレだと。アルルに行こう。アルルならユースもあるし。駅に向かう道を聞いてその方向に歩くと10分くらいで着いた。え?あの1時間歩いた時間は何だったの?しかも駅には荷物預かり所まである。げー先にこっちに着とけば・・。でもとりあえず疲れたのでアルルに向かう事にした。

 アルルに到着。こっちはこじんまりとまとまっている。しかし、何かアヴィニョンとアルルは危険なにおいがする。
ボーヌが安全すぎてボーと歩いてても日本より大丈夫だったので、以前マルセイユでアラブ系の引ったくりがいた事を思い出した。
南フランスは物価が安いから低所得者でも住みやすいのかアラブ系がよくいるらしい。人を見かけで判断しては駄目だが、バスに乗ると学生かあまり裕福ではない人達が乗っていそうだ。ブルゴーニュの人たちとは顔つきが違って見える。
 
 アルルに着いてこのユースに行きたいと言ったら無料のバスに乗せてくれて、センターで降ろされた。2番のバスで乗換えだと言われ、そのバスが丁度いたので運ちゃんに確かめようとしたらいなくウロウロ探していたらおっさんにどこに行くのだ?と聞かれたからここと指すとこれは違う、向こうのバスだと言われ、おかしいなと思いつつ向こうへ。振り向くとさっきのおっさんはさっきのバスに乗り込みバスは発進してしまった。これからどう行けばよいのだろうか?何だかこの町の人は信用できないような気が・・。とりあえずインフォメーションがあったので聞いてみることに。地図を出して親切に教えてくれた。そんなに遠くはないらしい。次にカマルグの行き方を聞いた。バスも日本で聞いたよりは沢山なある。
乗馬もサントマリーで申し込めるらしい。日本語のパンフレットももらった。ここのインフォメーションでは聞きたいことはスムーズに聞けたし、次はユースを目指す。ユースはベッド数が沢山あるからコンプレということはないだろう。
こっちの道かな?人に聞いてみる。おじさんがああと言って教えてくれたが反対方向だった。もう一人子連れのお母さんに聞いてそしたら一つ荷物を持ってくれたのだが、自分の子供と私の重いキャディーバッグを抱えて足早に歩き出して、すごいパワーだ。だが、どこへ連れて行くのかすごい高台の方に連れて行かれかなり歩かされた。どうやら車で連れて行ってくれるらしいのだが、こんだけ歩いたらユースに着きそうなものだ。
 車の中で看板を指差しながら書いてあるでしょ。と言いながら送ってくれた。すごい親切な人だ。ユースの前に着くと子供達が大勢いた。まさかベッドが空いてないとか?不安になりフロントへ。すんなりok.
2日泊まる事にした。一泊16.50ユーロは魅力的だ。学校みたいな造りでおもしろい。

 

部屋に入る。8人部屋で先客が2人いた。一人はこコりアンみたいだ。(韓国のガイドブックが置いてある)二人は観光に出ているのだろう。
シャワー室はトゥールに比べて全然綺麗で使いやすそう。ただ部屋で充電出来ないみたいだ。コンセントのさし口が廊下にしかない。各自貴重品は鍵つきのロッカーに入れれるし、かなり大きいのでスーツケースも入って便利。ちょっとしたものは棚に入れられるし、服はベッド下のタンスに入れれる。インターネットが出来ないのかフロントに聞くと出来ないらしい。それは不便だ。
歩いて10分位のところにマクドナドがあるのでそこでする事にした。 
 一番奥の席に電源がとれる。ラッキー。やろうと思ったら自分のパソコンにセキュリティーがかかって出来ない。仕方ないから定員さんに英語は話せるか聞いたら近くにいた学生の男の子を指した。その子が見てくれることに。電源さしてたら何か言ってたからちょっとはずして、やり方を教えてもらった。無事にインターネットに繋げる事が出来た。ユースの帰りの道が分からなくなったので定員に聞こうと思って行ったらさっきの学生がカウンターの中にいた。あ、スタッフだったんだ。丁寧に地図を書いて教えてくれた。帰り際外に出た私をわざわざ追いかけてこっちだよと教えてくれたとても親切な子だった。日本?と聞くからそう。と応えるとマンガ・・と言ってた。今は日本と言えばマンガなのかね?

 無事ユースに到着。玄関でコリアンぽい女の子に会って軽く会釈。部屋に戻るとイギリス人女性がいた。彼女は40代半ばだろうか、バックパッカーでフランスを旅行してる。一週間だとか言ってたが。ここのユースに連泊してニースやマルセイユアビニョン、カマルグなど行ってきたらしい。イギリスからはマルセイユまで飛行機に来たのだそうだ。シャワーは暑いのが出る?と聞くと出るには出るがすごくお湯が出るのが遅いらしい。そんな事を話してるとコリアンの女の子が入ってきた。さっき玄関で会った女の子だ。彼女もバックパッカーだそうだ。二人とも名前を聞いたのだが、外人の名前は聞いてもすぐ忘れる。申し訳ない。。イギリス人と韓国人が話で盛り上がってるので私はシャワーを浴びる事に。フロントでパソコンをしようと思ったら変換プラグをマクドナルドに置いてきたことに気づいた。明日取りに行かないと。明日は9時からじゃないと開いてないと言ってたなぁ。

 フロントでしばらく充電していたのだけでやっていた。そしたらフロントの子が後5分で消灯だからと言ってきたので部屋に戻る事に。
2段ベッドの下だったが暗いから上を使ってパソコンをやってたら二人とも「グッナイト」と言って寝てしまった。早い!!私も下に降り電気を消してパソコンの充電が切れるまでやっていたが電源が切れたので寝ることにした。しかしここはエアコンなくても寒くないなあ。。あのトュールとソミュールのクソ寒さはなんだったのか。

 同室の人はうるさくないし、簡単な英語で会話が出来るし色んな情報交換ができこれぞ自分が思い描いていたユースだ。結構居心地良いかも。。