ポストマン

2010年10月13日(水)

 念願のカマルグに行ってきました!!念願・・というかフランス計画を立てた時からの。。だが。
 朝早起きして6時過ぎにユースを出た。荷物があるから時間かかるだろうと見越して早めに出てみた。バスを待ってるとそれらしいのが来たので聞いてみたら違った。仕方ないからとぼとぼ歩いていると一台の車が通り過ぎてバックして戻ってきた。窓を開けて「英語は話せる?」と聞いてきた。いつもは「少し」と謙虚に言っていたのだが、疲れていたのか「うん」と堂々と応えてしまった。男「どこへ行きたいの?」私「センター(中心街)」男「乗せていくよ」キタ〜!!たまにこういう人はフランスでは出くわす。
少し警戒。だが降りてきた男の人を見た瞬間「この人大丈夫だ」と思った。その根拠は分からないが昔から、特にフランスでは鼻が利くみたいだ。男「自分はポリスマンだ」私「ポリスマン?」男「ポストマン」と着ていたジャケットをめくって郵便局のマークを見せた。私(なんだ、ポストマンか・・・。聞き間違い。男「ヘビー」と言ってトランクにスーツケースを入れてくれた。私は「ありがとう。」と言って車に乗り込んだ。
車が走り出した道はこっちであってるな。ポストマン「センター?」私「駅の近くのホテル」するとポストマンはホテルの名前を聞いてきた。覚えてないのでこの辺と言ってガイドブックの地図を指して見せた。ポストマンは車を車道の真ん中に止めて見ていてまた走り出した。車の中ではくにはどこ?日本とか日本に手紙出したらどのくらいで着く?分からないけど多分1週間位から10かごろじゃな?なんて話をしながら。この調子だと大分早く着くな・・と考えながら車はホテルに着いた。6時半。ポストマンが荷物を降ろしてくれる。ポストマンはホテルを覗いてホテル閉まってるけどと言ったが多分7時にはあのちょび髭おやじが開くといってたら7時に開くと思うと言ってポストマンと握手をして分かれた。フランスには時たまああゆう無償の親切な人がいるものだ。でも変なのもいるのでそこは見極めて行動しよう。

 そして待つこと30分。その間にパン屋が来たり。7時になって中に人がいたがなかなか開けない。窓をノックすると何?と言ってドアを開けてくれた。荷物置かせてと言ったら7時30分がオープンなのにといいながらでも荷物は預かってくれてトイレも借りれた。お金を払おうとしたが後で良いと。そのまま駅に行ってカマルグ行きのバスを待つことにした。

 カマルグ行きはここでよいのか聞こうとバスの運ちゃんに聞こうと思ったら先客がいた。何か聞いてる様子「サン・・サン・・」何だか上手く発音できないのか?
手には私と同じカマルグ行きのバスの時刻表を持ってる。思わず、「サントマリー・ド・ラメール?」と助け舟をだしてみるとバスの運ちゃんも分かったらしく、「サンントマリー・ドラメール」と大声で言って3人でプチ盛り上がり。彼女はオーストラリア人。一人でフランスを旅してるそうだ。名前を聞いたが忘れてしまった・・。外国の名前は覚えにくい。
なんだかんだとあってそのオーストラリアの女性とカマルグのプチ旅行をする事にした。