ホーチミンだと思ったら・・・

2010年10月17日(日)

 これは本当にベトナム航空か?スチュワーデスはみなフランス人。機内食は洋食。リゾットは美味しかったが。バンコクホーチミンに行く人でぎっしり満員。これからこのギシギシで12時間か〜。

 寝ても冷めても飛行機の中。トイレはいつも赤いランプが付いてる。ビジネスシートに行ってみたら開いてたのでそこでトイレを借りる。
エコノミーの人たちは律儀にエコノミーの所で列を成している。一回ビジネスも人が入っていたのでもっと前のトイレを借りたら簡易ベッドが見えて行き止まりだった。ここがスタッフの寝る所か〜と思いながらトイレから出たらコックピットが開いていた。中を覗くと操縦室。初めて本物を見た。前は雲で真っ白。よく見えるよねこれで。と思ったら機長なのか副操縦士なのかこっちを見てえ?みたいな顔をしてるのでそそくさと席に戻った。

 そして飛行機が空港に到着。隣のおばさんがホーチミンはここだからと言った気がする。降りる。そしたら出迎えの人たちが何とかホーチミンと言って何かをくれた。ハノイはえらい違いの出迎え方だ。ホーチミンの人は愛想が良いのか?でも何か雰囲気が違う。文字がスリランカみたいな絵のような文字。時間も到着2時間前の12時30分になっている。どんどん進むと「タイランド」と書いてある。えーここタイ?バンコク?もしかして間違えた??インフォメーションのお姉さんに聞いても何だかのろいし。引き返してパーサーに電子航空券を見せたら向こうだからと言われ、その方向に進んでいった。また荷物検査。いつもの通りに通ると何か引っかかったらしい。キャディーバックをあけると空港で少しだけのどが渇いた時に買ったジュースと飛行機でもらった水・化粧品やクレンジング、シャンプー、歯磨き粉などが出てきた。あ、忘れてた。全部没収。えーもったいない。まあ確かにクレンジングなんてシーボンの持って行ってたから邪魔になってたからな。クレンジングと洗顔フォームで彼らの月給分だぞ。コンタクトの液も取られそうになったからコンタクトはいいじゃんって取り合いになったら検査の人が自分がチェックするからって見て、これはOKだと。後は目の前で捨てられてしまった。小さい物は良かったみたいだが。

 検査院が向こうに行ってる隙にゴミ箱からそ〜と取ろうとしたら見つかって失敗。「何も取ってないも〜ん」と言ったら笑ってたけどすぐ無表情になって首を横に振ってた。何かしゃべれよ。まあ、遊ぶのはこのくらいにして搭乗口へ行った。しかし、日本で買えるものでよかった。お土産じゃなくて。

 搭乗口に行ってチケット見せたら女の人が変な顔をして別の男の係りの人にチケットを見せている。その男は何か叫びだした。これは違うとか言ってるのか?これで間違いないよな。ホーチミン行き。とりあえず知らん振りしておこう。飛行機が違っても同じ所に行くのなら一個くらい席があったら乗せてくれるだろう。男が天を仰ぎだした。・・そんなに?
 別の係りの女の人がこっちへ、と言って私を誘導してくれたのでそのまま機内の入り口へ。パーサーに何か言ってる。パーサーがどうぞと言ってくれたのでホラ乗れるじゃん・・。あの男は何にそんなにヒートアップしたんだ?

 とりあえず同じ番号の席へ。そしたら同じ顔ぶれが・・ん?私は降りなくて良かったのか?何時の間にみんな来たんだ?もしかしたらあの荷物検査は受けなくて良かったのか?うーん、謎が残る・・でもまあ無事にホーチミンには行ける事になった。

 パリからと違い空席ありそう。席を代わっても良いと言ってくれたので窓際の一番前へ。そしたらまだ搭乗してなくて次々来てこの席は人がいた。
後ろの席に移動。そしたら友達が前に座ってるからと私の横に座ってぺちゃくちゃしゃべりだした男がいてただでさえエアコンがまだ効いてないので暑いのにその男のせいで暑苦しい。この席もまた人が来たので私とその男も移動。前に行ったら結構空席が。ここは西洋人が多いい。しかし向こうとは何か対応が違うみたいだ。今度はのんびり出来た。短い時間だが昼食も出た。さっき朝食を食べたばかりなのだが。この機内にはあまりスチュワーデスが乗っていない。みんなパーサーのような。。まさか。

 無事ベトナムへ着陸。