クチの地下トンネルツアーとチョロン

 2010年10月19日(火)

 今日は朝食スープにしよう。スープを頼んだ。フォーとは違うスープ。何が来るかと思ったら春雨みたいなスープだった。フルーツもついて紅茶かコーヒー。今日はすごく豪勢。昨日もこっちを頼んでいればフルーツがついてきたのに失敗した。こっちのフルーツはそんなに甘くなく美味しくないが、バナナはモンキーバナナみたいで甘くて美味しかった。

            

 そしてチェックアウト。そこのフロントの女の人が朝食は食べなよ。といちいち気にかけてくれる。食べたと言ったら、そう。とニコニコ。出る時に何かチップ取られるかな?と思ったら何もなく笑顔でサンキューと。チップを置いていきたかったが現金をあまり持ち合わせていなく、今後何か使ったりするかも知れないので現金は取っておきたかった。ここはほんとに良いホテルだった。今度来る事があればまた利用しよう。ホーチミンに宿泊する時はここのホテルをお勧めする。呼び込み宿でも決して怪しくないんだ。

 荷物を持って昨日予約したホテルに行って荷物だけ預かってもらった。そして7時55分頃ホテルの外で待っていたら迎えの車が来た。今度のはワゴン車で小さい。前に女の子が二人乗っている。これがピックアップ用の車でこれから旅行会社に行くのか?いや、もうこれで揃っているらしい。ツアー開始だ。こじんまりしたツアーだ。昨日よりは落ち着いてて良い。ガイドさんはいかにも人がよさそうな人だ。

 説明を始めた。何とも上品な言い方だ。途中ドライバーさんの携帯がなってドライバーさんが話をしながら運転しだした。ドライバーの声の方が大きい。

 少しウトウトしたりしてそしたら郊外の方へ行っていた。ベトナムらしい風景が出てきた。2時間ほどでクチの地下トンネルの入り口に到着。何ともベトナムらしい。まず日本語版のビデオを見る。戦争中のことを詳しく語っている。ベトナムは女も子供も戦争で武器を持って戦っていたのだとか。このクチのトンネルは精巧に作られておりアメリカ軍も攻略出来なかったとか。トンネルの中の暮らしもの様子も語られていた。ビデオが終わらないうちにガイドさんが歩き出した。もう終わり?

 今度はトンネルの中に入る体験。どこにトンネルの入り口があるか分からない。穴の上には葉っぱがつまれててトンネルの穴を隠している。体験する穴は当時のよりは少し大きめに作られているらしい。それでも狭い。昔はベトナム人はすごいスリムだったからもっと小さい穴でも出入りが出来たとか。アメリカ軍は大きいからこのトンネルを通るには無理らしい。トンネルの中に入って記念写真。

  

  

 私達のツアーは3人でけだったが他のツアー客がいたので結構込んでいた。実際トンネルの中を歩く体験もした。結構トンネルの中は狭くて暗い。兵士の格好をした人の案内で50m歩いたが、ずっと腰をかがめているので腰が痛くてしんどい。暗いから懐中電灯で照らしてくれないとよく見えないし。兵士の人はトンネルの中でも歩くの早い!!

  

 本物の爆弾展示してあったり会議室や台所の再現まで。実際はこれが全てトンネルの中で作られていたと言うから驚きだ。こんな生活が20年以上続いたらしい。

  

 軍隊のマネキンもいたり、兵士の格好をしている人もよく歩いていたり。座ってるとマネキンと間違えそう。

  

ベトナムではまだ地雷は埋まってるらしいが観光客が間違って踏むような所にはないらしい。あったら怖い。
落とし穴の中に竹やりを仕込んであって色々な竹やりを見させてもらった。ベトナム人が間違って落ちる事はないらしい。

  

 本物の銃を撃つ体験も10発で20万ドンで出来た。すごい音と身体にズンと来る。これはヘッドホンないと鼓膜が破れそうだ。狙撃を終わらせて帰りに足元に銃弾の玉が。まだ温かい。記念に持って帰ることにした。

  

 売り物の兵士の帽子をかぶり中の前で写真とったり。ここはすごく楽しかった。ここはガイドがないと良く分からなかっただろう。
ライスペーパーの実演もやってた。ライスペーパーの実演体験ってもしかしてこの中でのこと?

  

  

         

そしてタピオカ芋の試食として終わり。

クチを後にした。帰りのバスの中でお金を払う。こっちはよくドルで表記してあって、ドンしか換金してなかったのでドンに直してもらっての決算だが、イマイチドルからドンに変える計算の仕方が分からず目の前でデンタクだして計算してくれるが言われるままに払っている。きっと騙されてても気がつかないだろう。騙されてるかも(笑)送るのはホテルまででいいかと聞かれたが、アオザイを作りたくて昨日のツアー会社がくれたホーチミンの地図に載っていたアオザイ屋の近くで降ろしてもらった。この辺だとか。何ともあいまい。でも今日は半日だし大いに楽しめた。

 似たような店があるので入って目指す所のお店を聞いてみた。みんな自分の所に来たお客さんじゃないのに親切に教えてくれる。目指すアオザイ屋の中に入って行った。このお店は日本語出来る人がいるが何とも笑わない無愛想な人だ。生地選び。どれにしようか迷う。黒が良かったがピンクのキラキラ光るアオザイが目を引いた。それを当てたり、あと地味な色も当ててみたがピンクが一番顔が生える。店の人もこれが綺麗ねといってたのでそれにした。採寸をして明日帰国すると言ったらそれまでにホテルに届けてくれるらしい。しかしホテルの名前が分からない。後で電話すると言って店を出た。

 チョロンに行こうとバスに乗り場へ。途中乗り場はどこか声をかけられたシクロのおじさんに聞いたが、これで行くよと。こっちが嫌だ。どんだけ時間がかかるんだ。バスへ乗りチョロンヘ。チョロンも色々市場が面白い。

  

 

 ハノイで食べたパインミーはなかったが、北は肉系で南はサラダ系なのかな。今日食べたバインミーもサラダ的な感じだった。でもこれはこれで美味しい。

          

パンがとにかく美味しいのだ。リカさんが言っていたこれをスーツケースに入れて持って帰り、自分でバインミーを作って食べるのが幸せだとか。良く分かる。確かに美味しい。日本で売ってないのであろうか?

 チョロンでシクロに乗りたくて探してたが2台つかみ損ねた。もう一台いたのでしっかり後ろからしっかり棒をつかんだらおじさんが振り向いた。向こうもまさか客から声をかけられて捕まれるとは思ってもなかったのだろう。
いくらか聞くと10万ドン。乗る事にした。乗りりながら高いなと思ったが、円で換算すると400円位?ま、いっか。お寺だと言ってそこでおろしてくれた。お寺はどうでも良かったがトイレに行きたかったから。市場を回ったがチェが売っておらずガイドブックを見せたが全然違う店だった。何件か回ったがシェイク屋があったからそこでシェイクとコーラを買ったコーラはおっさんにあげた。飲みながら走ってたみたいで減っていた。別れる時に5万ドン余計に言われたが駄目ーと言って10万だけ渡した。これでも通常のバイくらいは払ってやってるんだ。コーラもおごってやって。本当にいいお客だ私は。最後にあのおっさん握手を求めてきたのも分かる。私もシクロに乗ってる写真をバイクタクシーの人に撮ってもらったし。バイクタクシーのおっちゃん黙って撮ってくれていい人だ。

            

 ホーチミン市に戻ってホテルへチェックイン。カードで払った。荷物を部屋まで運んでくれたボーイがチップを請求してきた。良く分からなかったから
2000ドンあげたらえ?こんだけ?という顔をしていた。後で思ったらチップに2000ドンはあまりにも少なすぎたかな。ドンはよく分からないか、シクロにあんなに出してボーイのチップにあれだけとは金銭感覚かなりずれてしまった。ま、いっか。アオザイ注文した店に電話したらよくホテルの住所が説明できなかったので店の人も分からないから取りに来てくれと。ホテルの電話番号だけ言って後でまたフロントからかけ直してホテルの場所を説明してもらうからと言った。そしたらすぐ電話かけ直してくれて、ホテルの場所分かったから明日届けると。なかなかちゃんとしてくれてる。安心して外へ出かけることに。今日は昨日一緒にツアーに回った人が良かったと言っていたマッサージ屋へ行く事にした。初日に頼んだ旅行会社へエステを申し込んだ後、健の家というマッサージ屋へ行く事に。

 バイクタクシーの兄ちゃんに声をかけられた。バイクに乗ってなかったから乗ってみようかと思ったがいくらか聞いたら20000ときた。ほっといて行こうと思ったら1万に下がった。それでも高いと言って5000ドンを見せたらエーと言ってたがそれでもいいと言ったので本当に?ここに行きたいと住所を見せてバイクへ乗った。少し日本語を習ってるらしい。バイク運転しながらこっちを向いて話しかけてくる。危ないから前を見ろ!!これは危険だ。車道を走ってるもんな。よそ見しながら事故らないのが不思議だ。風が気持ち良いが。良い人そうなのでちゃんと連れて行ってくれたら10000ドンあげよう。しかし変な路地で止まって路地裏のマッサージ屋を指して「マッサージ」と言ってる。ここか?どう見ても名前が違う。マッサージ、マッサージと言ってるが、誰がお前の知り合いの店に連れて来いと言った。怒って向きを変えて歩き出すともう一度見せてと住所を見、またバイクで走り出した。本当に分かってるのか・といったらぢ丈夫だからと。そしたら途中でまた止まってもう一回見せてくれとガイドブックを見て一分待ってくれと言ってどこかへ消えた。まさか?道に迷ってるのか?バイクタクシーじゃないのかお前は。

 またバイクに乗って走り出したらさっきのお店の所に来た。あのな〜。ヘルメットを近くのバイクに置いて歩き出した。お前の相手をしている暇はないのだ。早く帰ってホテルで寛ぎたい。自分で探す事にした。近くに止まっていたバイクのおじさんに聞いた。バイクの兄ちゃんが何か言ってる。何か泣きそう。ここの人たちは何かあるとすぐ泣きそうになるのか?お金を払う理由はないので手でしっしっと犬を追い払うようにして私は健の家を目指した。すぐ近くだった。近くまでは来ていたのだ。
 
 そして70分施術を受け20ドル。チップ込み。

 帰りにペナン市場でまたご飯を食べる事に。店によっては従業員も不まじめ。店の入り口でバイクに座ってずっとしゃべっていたり。店にいる人と同じ服を着てるから従業員だろう。今日はうどんみたいなのとココナッツの上に蒸し海老が乗ってるのを食べた。スープはどこで食べても美味しい。食べ方は塩にライムを搾ってそのタレに付けて食べるのだがこの塩のタレがおいしい。ハイネケンを頼んだが持ってきてもらえず。いいように伝わってなかったのだろう。まあ、もう欲しく無くなっていたからいいやと請求もせず。帰り道おこわを売ってる谷田いで現地の人が買っている。美味しそう。少しお腹も入るスペースあったので買おうかな。現地の人は1000ドンで買っている。色々な種類があったのでおじさんが全て少しずつ入れる・と聞いてくる。うんと答えお金払おうとしたら全種類入れたから5000ドンだと「えー高い。じゃあ要らない。」と言ったらおじさんそんなアホなという感じでこっちを見る。1000でいいとしぶしぶ売ってくれた。こっちが現地の人と同じ値段で食べれるのにビックリだわ。で、お金払って歩きながら食べる事にした。確かに色々ごちゃごちゃに入ってるから戻すに戻せないんだろうが、これは安く値切ってしまった。しかし、上に砂糖がかかってて美味しい!!もう少しお金払ってあげればよかったかな。
 帰りにホテルの近くでファーストフードみたいなお店でシェイクを注文。みんな英語が分からないので責任者みたいなおじさんを呼んできた。そしたらこのおじさんのなんとも腰の低くて愛想笑いのすごい事。近くの椅子に腰掛けてたら上が綺麗で良いからと上のフロアに通された。そんなに綺麗ではないが寒い。シェイクを持ってきた女の子はニコニコしててかわいらしい。シェイクも美味しかった。帰り際におじさんにどうでしたか?と聞かれたので美味しかったと答えるとニコニコして「ありがとうございました」と言っていた。

 何かのフェスティバルで昼間から大音量で公園で歌を歌ってる。夜10時で終わると言ってたのだが10時を過ぎてもまだ歌ってる。ホテルが公園の目の前なのでかなりうるさい。私の部屋はちょうどその通り沿いだからうるさい。このまま夜通し歌ってたらかなわない。フロントにもう一度何時までやってるのか聞くと11時までだとか。本当か?と念を押すと本当だと。部屋に帰るがやっぱりうるさい。小さな音だとベトナムらしい音楽で心地良いのかもしれないが。そうだ、飛行機の中でもらった耳栓があった。それをしたら少しは違うかも。探してやっと見つかったのでそれをしたらピタっと音楽が鳴り止んだ。11時10分前に。なんだせっかく耳栓したのに。まあ、これでよく眠れるだろう。夜中のホーチミンの町はどんなのだろうと部屋の外から覗くと(6階)電灯に公園がライトアップされて綺麗だ。公園にはまだ人が沢山いる。みんな朝早いのに夜は遅いんだな。通りはバイクが数台走ってるだけで昼間とは全然違う。静かなものだ。