ピサの塔 フィレンツェヘ

 起きてシャワー浴びる。まだ辺りは真っ暗。私よりもルームメイトの一人が早く起きて出て行った。
挨拶もしなかったが、出て行くときに手を振ってきたのでそれにこたえ、支度をして中央駅に向かう。 すぐ出せるように変換プラグをバッグに入れてスーツケースを転がしながら人もいない、まだ暗い道を中央駅に向う。中央駅に着いたら宿も取らずに一晩夜を明かす人で溢れていた。・・・ここの駅24時間空いているんだ。そんな手もあったのかと思いながら時間が来るのを待つ。
 ネットでピサ行きのチケット格安が6時台しかなかったからなあ。。しかし、ネットでこのチケット予約してなかったらこの駅でジプシー待ち伏せして返り討ちに遭わせてやったのに!!でも昨日の収入が奴らの何か月分かだろうからしばらく仕事はせんかな?まあ、これに味しめてまたバカな日本人狙われるだろう(笑)

ピサ行きの列車
時間が来て列車に乗り込む。











これからピサに出発〜





そしてピサへ。乗り換えなしで楽々。






駅に着いてピサの塔ってどっちだろう?人がぞろぞろ行ってる方かな?と思い道を聞くとやはり人がぞろぞろ歩いている方だった。しばらく行くと出てきた!!ピサの塔が。

 少し離れたところからでも分かるピサの塔






 ピサの塔の入り口にスタッフの人がいたからチケット(ネットで購入済)を見せると荷物を置いて来いと言われて荷物預けるところに行って荷物を置いた。三脚持って行こうとするとカメラは良いが三脚は置いて行けと。えー。とりあえず貴重品とカメラだけ持ってピサの塔に戻る。チケットは持っていたのでチケット売り場には並ばず入場の列だけ並ぶ。チケット購入してて正解!!しかし、やはり観光客多い。写真撮ろうとしたらやはりちょっと変。光がある所がピンクになってしまう。。どうしたんだろう?このカメラ。前に並んでいたドイツ人夫婦に聞いてみると分からないらしい。そりゃそうか・・。外での風景撮れないかな〜。もう二度と来ることないのに。。と思ってたら順番が来てやっと入れる。
 
ピサの塔の入り口。少し歪んでいる。
中に入っても少し待ってから見学をすることになる。中に入ると歪んでるな〜と実感。














ピサの塔のてっぺんからの眺め


 まあ、ここまで来たか〜という実感はあったが凱旋門登った時の感動ほどはなかったな。。まあ、色々気になってることもあったし、凱旋門は初めての海外旅行で初めての体験だったから「おー!!これがパリか!!」って感じで今も覚えてる。
 旅慣れしてしまってはへ〜こんなもんか。。って感じなのか?とりあえず観光の王道だからなあ。

 



 それでもハプニングにも負けずせっかくここまで来たのだからいつものように堪能しよう。という事でピサの塔の外観。近くで見ると迫力。とりあえずマニュアルモードにして調整するとピンクにならずに撮れるので明るい時に外で撮るときはそうしよう。













 チケットにもう一つ建物のマークが入っていて何かのミュージアムっぽいのでこれも入れるのかな〜と思い近くに似た建物があったから係りの人にチケット見せると「パーフェクト」と言って入らせてくれた。


























 教会っぽい?よく分からんが入れるもんは入っとけ。ついてるもんは使わな損。






















 一般的にやっている観光客の図(笑)
  うわっ倒れそう〜('◇')ゞ


















 イタリアはやはりジェラート!!何を頼んだかは覚えてませ〜ん。
でも美味しかった♪







 












 観光客相手の馬車も待機。こんなところでのる人いるの?

 






 
そして十分堪能してピサの塔を離れる。
ピサの塔から駅に行く風景。
 駅から今度はフィレンツィヘ。ここからフィレンツェは30分位。
切符はここでは購入。そしてフィレンツェ到着。
今日の宿は予約しているから着いてから連絡するーと言っていたのだが連絡先はメールを見ないといけないのでネットに接続しないといけない。Wifiが駅で使えるのを確認し、パスワードまで入手した。電源まで見つけてさあ、やろうと思って変圧器を出そうとしたらない!?バッグもトランクもどこを探してもない!!えー!!落としたー??バッグはファスナー閉まってても間が空いてるので斜めになったすきに落としたのかな。。電源差し込まなくてもパソコンのバッテリーが持ってくれればよいが。。しまったー。バッテリーもない!!どうしようか?と辺りを見回すと中国人風の若いカップルがいてスマートフォンをいじっていたのでこれは使える!!と思い何とかインターネットに接続してもらいメールを見ることにした。しかし何度IDとパスワードを入れてもメールに入れない。何回かトライしてどうにかこうにかYahooのメールには入れて無事宿泊先の電話番号を入手できた。よくお礼を言って、まさか、電話まで貸してくれとは言えないのでそこからは電話探し。店の人に電話貸してくれって言ったらまーイタリア人の冷たい事。まるで虫のように邪険にされ相手にされなかった。表に出ると一人のマダムが電話していたので近づいて事情を説明したら親切そう。電話を貸してくれるように交渉したら今友達を待ってるのと言われ、促されて店に一緒に入って行った。いやいやそこはさっき冷たくあしらわれたところだから。やはりいい顔はしない。
 そこへ私たちの会話を聞いていた一人の婦人が近寄って来てどうしたのか聞いたらマダムが事情を話していた(おそらくそんなやりとり)そしたら電話を出して宿泊先の電話に電話をかけてくれた。そして何かしゃべって私には代わってくれずそのまま一緒に行ってくれることになった。親切そうなマダムにお礼を言って彼女の後をついていく。バスのチケットを買わされた。2枚分。もしかして彼女の分も?と思ったら一枚は帰りのチケットだった。彼女の分はパスがあった。疑ってすいません。。しかし、行き道教えてくれるだけでよかったのに。わざわざ送ってくれなくても。。親切すぎる人だ。
バスに乗って途中で降りて乗り換えた。。こんなにややこしいんかい。なら送ってくれて正解!!
 バスに乗ってるときに彼女の電話に電話がなってこっちに代わってくれた。今日泊まる所の宿主からだった。彼女がたまたまそこの近くに住んでるので送ってくれるとの事。あ、近くだったんだ。
 
 そしてあるバス停について降りて宿の場所まで連れて行ってくれた。看板も大きく出てないのによく分かったな〜と感心して良くお礼を言って別れた。

 やはり今回も現地の人さまのお情けに救われたか。。しかし、イタリアに来て初めてフランス並みの親切な人に出会えた。